ストキャスティクス×RSI 矢印サイン(MT4)|レンジ逆張りの“同じ入り方”を固定する
ストキャスティクスとRSIの条件がそろったときに、買い/売りの矢印をMT4チャートへ自動表示。アラート・メール・プッシュ通知対応で、張り付き不要でもチャンスを逃しにくい設計です。

本ページではその疑問に答えます。2指標の条件がそろったときに矢印サインを表示し、アラート/メール/プッシュ通知まで対応するインジ stochastic_rsi_runamarunofx.ex4 の仕様と使いどころ、パラメータ調整の考え方をまとめました。
どんな人に向いてるインジ?
- ストキャス×RSIの一致が出た場面だけ矢印で教えてほしい
- 張り付けないので、確定足のみ通知で見逃しを減らしたい
- 根拠を“なんとなく”ではなく、同条件で記録・検証したい
- 初心者〜中級者でも扱いやすい固定ロジックがほしい
- パラメータを調整して自分の通貨/時間帯に合わせたい
RSIの基本は別記事で解説:RSIの解説はこちら
紹介動画でサインの出方を確認
矢印サインが出る条件(ロジック)
上向きの矢印(買い候補)
・RSI ≤ 45%
・かつ ストキャス交差位置が20%以下でゴールデンクロス
下向きの矢印(売り候補)
・RSI ≥ 55%
・かつ ストキャス交差位置が80%以上でデッドクロス
※RSIはストキャスより先行しやすいため、55/45のタイトなしきい値を初期値にしています。
※確定足運用を推奨(未確定中はサインが変化する可能性あり)。
パラメータとカスタマイズ
パラメータを詳しく見る
ストキャスティクス側
- %K … デフォルト9 / %D … デフォルト3 / slowing … デフォルト3
- 移動平均種別(0〜3):0=SMA / 1=EMA / 2=SMMA / 3=LWMA
- 価格欄:0=高値/安値, 1=終値
- 上ライン … 80%(このゾーン以上でデッドクロス→下矢印)
- 下ライン … 20%(このゾーン以下でゴールデンクロス→上矢印)
RSI側
- 期間 … デフォルト9
- 上ライン … 55% / 下ライン … 45%
描画・通知
- arrow表示位置 … 矢印の高さ(ローソク重なり時に調整)
- alert / mail / push … true/false(アラート音/メール送信/スマホ通知)
サブウィンドウにMT4標準の Stochastic_Oscillator と RSI を同期間で表示すると、「なぜ今サインが出たか」をその場で検証できます。
アップデート情報(通知機能を追加)
アラート・メール・プッシュに対応
ご要望の多かった通知機能(アラート/メール送信/スマホMT4へのプッシュ通知)に対応しました。確定足のみ通知の運用で、誤反応と見逃しを同時に抑えられます。
どこで使う?:レンジ相場の逆張り
どちらの指標も行きすぎ→戻りに強く、きれいなトレンド追随は不得手です。本インジは2条件が同時に揃ったときだけ上/下矢印を出し、“どこで逆張るか”の基準を固定します。
強いトレンド時は高止まり/低止まりで連続サインの可能性があります。上位足の流れに逆らう矢印はスルーする等のルールも検討を。

参考リンク・ランキングなどを見る
まとめ:基準を固定→検証→微調整
いきなりロットを上げるのではなく、まずは“この条件のときだけ入る”と決め、該当局面を20ケースほどログ化。再現性が見えたら、%K/%DやRSIしきい値を通貨ペア・時間帯に合わせて微調整してください。
裁量任せのブレを避け、同じ入り方の反復でメンタルと成績の安定を狙いましょう。
免責事項
本インジケーターは売買判断の補助ツールです。サインは将来の利益を保証せず、必ずしも相場の転換点を示すものではありません。実際のエントリー・決済は、ご自身の裁量と資金管理のもとで行ってください。
本ページの内容は執筆時点の仕様に基づきます。今後のアップデートでパラメータや表示仕様が変更される場合があります。


