【MT4】スプレッド常時表示インジケーター|「見えないコスト」を可視化して無駄打ちを防ぐ
チャートの四隅に現在のスプレッドとAsk/Bidをシンプルに表示するMT4用ユーティリティです。
朝方の拡大や指標時の急拡大をひと目で把握し、「知らないうちに広いスプレッドで約定してしまった」という事故を防ぎます。
スキャルピングやデイトレードにおけるコスト管理を徹底するための必須ツールです。
るなまる
こんにちは、データアナリストのるなまるです。
スキャルピングにおいてスプレッドは「見えない損失」です。
「いま広い?狭い?」が瞬時に分かるよう可視化することで、不利な戦いを避けることができます。余計な機能は削り、軽さと視認性を最優先にしました。
このインジが向いている人
- スプレッド拡大時の無駄な約定を避けたい人
- 朝方や指標前後の「〇pips以上なら見送り」というルールを徹底したい人
- 気配値ウィンドウを出さずに、チャート上だけで完結させたい人
- 視線移動を最小化するために、四隅に固定表示したい人
機能と仕様の概要
| 項目 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 表示項目 | Ask / Bid / Spread | 桁数はブローカー仕様に依存 |
| 表示位置 | 四隅(左上/右上/左下/右下) | X/Yオフセットで微調整可 |
| カスタマイズ | 文字サイズ・色 | チャート配色に合わせて調整可 |
| 価格 | ¥500 | ワンコイン価格 |
なぜ「見える化」が必要なのか?
買値(ASK)と売値(BID)の差であるスプレッドは、短期売買において収益に直結するコストです。
早朝・流動性低下時・重要指標前後は広がりやすく、気付かずにエントリーすると「入った瞬間に大きな含み損」スタートになってしまいます。
活用シーンの例
- ロンドン・NYのまたぎ時間:一時的に広がるタイミングでのエントリー回避。
- 指標前後:発表前からどれくらい広がっているかを見て、様子見を判断。
- 朝イチの取引:「いまはまだ広いから待つ」という即時判断。
- ブローカー比較:同じ瞬間のスプレッドを複数社で並べて定点観測。
⚠️ スプレッド拡大=相場急変のサイン
スプレッドが急に開いたときは、何か突発的なニュースや指標でボラティリティが高まっている可能性があります。
そんな時は、全通貨ペアのトレンド状態とボラティリティを1秒で監視できる『環境認識Pro』で全体像を確認してください。
「!!!(異常ボラ検知)」が出ている通貨ペアはチャンスでもありますが、リスクも高いため、慎重な判断が必要です。
パラメーター設定

- 表示位置:0=左上/1=右上/2=左下/3=右下。チャートの情報量に応じて最も見やすい角へ。
- 文字サイズ・色:背景が暗い配色の場合は白や黄色など明るい色がおすすめです。
- X/Yオフセット:他インジの値やパネルに重なる場合に、数値を変更して位置を微調整できます。
表示イメージ
▲ 右上にAsk/Bid/Spreadをまとめて表示する設定例。視線の移動が小さくて済みます。
スプレッド+プライスアクションで「質」をチェック
スプレッドは「コスト」の指標ですが、実際のエントリーでは「値動きの形」も重要です。
例えば、スプレッドが許容範囲内かを本インジで確認したうえで、『CandlePattern5』のようなローソク足パターン検出ツールを併用します。
- ① スプレッドが狭い(コストOK)
- ② 定番のプライスアクションが出ている(チャートパターンOK)
このように「コスト」と「形」の両方を満たした局面だけエントリー候補にする、といったルール設計がしやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q. 表示が他のオブジェクトと重なります
A. 文字サイズを小さくするか、XYオフセットで位置を微調整してください。四隅を変える(0〜3)と、より見やすい位置が見つかることも多いです。
Q. ブローカーによって値が違います
A. スプレッドはブローカーの配信仕様や時間帯で変化します。本インジは受信データをそのまま可視化するツールですので、複数社を並べて比較する用途にも利用できます。
Q. 負荷は大きいですか?
A. 軽量な文字描画のみで、一般的な環境での負荷はごく小さい設計です。複数チャートに表示しても、他の重いインジに比べて負担は少なめです。
HI-END MODEL
コストを守ったら、
次は「利益(値幅)」を狙いませんか?
スプレッド管理で「守り」は固まりました。
次は、私がデータアナリストとして開発した『未来予報(MT5)』を使って、「攻め」の精度を高めましょう。
過去15,000本のビッグデータから「未来のローソク足」を可視化し、期待値の高いシナリオだけを狙い撃ちする。
コスト意識の高いあなたにこそ使ってほしい、プロ仕様の分析ツールです。
スプレッド表示インジを導入する
【免責事項】本ツールは売買判断の補助を目的としたものであり、利益を保証するものではありません。


