EAつくーる(1ヶ月版)の評判・使いどころ・注意点|ノーコードでEA検証ループを最短構築する
本記事では、EAつくーる〖1ヶ月版〗(MT4/MT5対応)の基本仕様と注目ポイントを整理し、「ノーコードでEAを設計→バックテスト→改善」までの検証サイクルをどう作るかを具体的に解説します。
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まず最初に押さえておきたいポイントは…
結論として、EAつくーるは「ノーコードでEAの検証ループ」を素早く回したい人に向くツールです。インジケーターの条件や時間帯フィルタ、連敗停止などのルールをGUIで組み立て、そのままEA(MQL4/MQL5コード)を生成できる設計になっています。
次の行動としては、いきなり“全部入りロジック”を狙うよりも、①まずは小さなロジックで1本EAを作る → ②MT4/MT5のストラテジーテスターで「正常に動く型」を確認 → ③必要箇所だけを段階的に拡張という順番が堅実です。
なお、MT4そのものの基本操作が不安な場合は、先に「MT4にインジケーターを追加・表示する方法」を軽くおさらいしておくと、検証準備がスムーズになります。
記事の信頼性

EAつくーる〖1ヶ月版〗は、プログラミング不要でEAを設計できる有償ツール。¥2,980(税込)の月額自動継続プランです。生成されたコードはコメント付きのため、「まずはノーコードで動かしつつ、徐々にMQLの読み方を覚える」教材としても使えます。
対象読者と前提(向く/向かない)
向くケース
- 裁量で使っている「こうだったら入る/出る」を、数字とロジックの形にして検証したい。
- MQLは難しそうだが、ノーコードでEAを組み、バックテストの見方から学びたい。
- 既存のインジ・ロジックを組み合わせて、自分専用の検証用EAを作りたい。
- 1ヶ月だけ集中して「EA検証の型」を身につけ、その後は必要な月だけ課金して使いたい。
向かないケース
- 「ボタンひとつで勝ち続けるEAが完成する」といった、非現実的な期待をしている。
- 検証期間・テスト銘柄・スプレッド・手数料などを詰める時間がほとんど取れない。
- 極端に特殊な独自インジケーターの内部ロジックを、細部まで完全再現したい(後からMQLを直接書く前提になります)。
EAつくーるとは?(できること・できないこと)
EAつくーるは、チャート上で使っているインジケーターや価格条件をGUIで組み合わせて、EA(自動売買プログラム)を生成するツールです。代表的には次のような要素を“パーツ”として組んでいきます。
- インジケーター条件(例:移動平均線のクロス、RSIが◯以上/以下、ボリンジャーバンドの位置 など)
- 時間帯フィルタ(ロンドン時間だけ動かす、NY時間前後は停止 など)
- 曜日フィルタ・連敗停止・最大ポジション数などのリスク管理系
- 固定TP/SL・トレーリングストップ・ブレイクイーブン移動などの出口ロジック
一方で、あくまで「GUIで組める範囲」に制約があることも押さえておく必要があります。超細かいティック単位のロジックや、複雑なマルチタイムフレーム処理などは、生成されたコードに対して後から自分でMQLを追記する前提になる場面もあるでしょう。
ただし、最初の目的が「勝ちEAの完成」ではなく「検証サイクルの構築」なら、EAつくーるだけで十分です。バックテストを回せるEAが1本あれば、そこから条件を1つずつ変えながら「何が効いているのか?」を確認していけます。
導入と初期設定(時間足・銘柄・フィルター)
最初の1本は、とにかく「単純で壊れにくい」構成から入るのがおすすめです。時間足と銘柄は、以下のような組み合わせから始めると検証しやすくなります。
| 項目 | 推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| 時間足 | M15 / H1 | 短期すぎず長期すぎず、検証速度と安定性のバランスが良い |
| 銘柄 | EURUSD・USDJPY | スプレッドが安く、ヒストリカルデータも比較的安定している |
| フィルター | 時間帯・連敗停止・スプレッド上限 | 暴走と過学習を抑える“安全弁”として機能しやすい |
特に大事なのは、「確定足での判定徹底」です。確定前の足を条件に含めてしまうと、バックテストとリアル運用で挙動がズレやすくなります。チャート上での運用時には、スプレッドが大きく開いている時間帯も避けたいので、普段のスプレッド水準を把握するために、スプレッドを常時表示するインジ(例:スプレッドを常時表示する自作インジ)を併用しておくと、テスター設定のチューニングが現実に近づきます。
ロジック設計と実戦フロー(入る前・入る時・出る時)
EAつくーるでロジックを組むときは、いきなり画面のボタンを埋めていくのではなく、紙かメモに「入る前→入る時→出る時→見送り」の流れを書き出してからGUIに落とし込むと安定します。
- 入る前:ボラティリティ・時間帯・スプレッド・重要指標の有無で“そもそも今日は動かすか”を判断。
- 入る時:メイン条件(例:短期MAが長期MAを上抜き、RSI > 50 など)を1〜2個に絞り、エントリー方向を決める。
- 出る時:最初は固定TP/SLで動作確認し、その後ATRや直近高安を使って動的化していく。
- 見送り:想定よりも狭いレンジ相場や、スプレッド急拡大など“条件外”の場面では新規を止める。
ロジックを分解してからEAつくーるに入力していくと、「このエントリー条件は効いているのか?」「このフィルタを外すとどう変わるのか?」が追いやすくなります。
危険時の運用(指標前停止・連敗停止・ロット固定)
EAつくーる自体は便利なツールですが、「どんな相場でも動かし続けていい」わけではありません。危険な場面では、ツールに頼るのではなくルールでブレーキをかける前提が必要です。
- 重要指標の前後30〜60分:通貨が一方向に飛びやすく、その後のリバも激しいため、原則として新規エントリーは停止。
- 連敗N回で自動停止:EAつくーるで連敗停止条件を入れておき、一定回数負けたら、その日は検証ログの見直しに切り替える。
- 初期ロットは固定:最初からナンピン・マーチンなどでロットを増やさず、まずは「1ロット設計」で期待値を測る。
過学習(オーバーフィット)注意:「この期間、この銘柄、この条件だけなら勝てる」という設定は、本番では崩れやすいです。テスト期間を変えたり、異なる銘柄でも試したりしながら、“たまたま当たっているだけ”のパターンを早めに見抜きましょう。
検証テーマと実戦シナリオ例
① 単純なトレンドフォローEAから始めるケース
最初の題材としては、移動平均線やRSIを使った「シンプルな順張りロジック」が扱いやすいです。例えば、
- 短期MAが長期MAを上抜き&RSIが50以上 → 買い
- 短期MAが長期MAを下抜き&RSIが50以下 → 売り
といった形でロジックを組み、時間帯や連敗停止・スプレッド上限などのフィルタを少しずつ足していく流れです。
② プライスアクションEAの題材にするケース
「ローソク足の形」そのものをロジックに組み込みたい場合は、先にプライスアクションの型を整理しておくとEA化が楽になります。例えば、ローソク足プライスアクション5【CandlePattern5】|5つの定番プライスアクションを一括検出するインジケーターのようなツールで、よく使う足型(ピンバー・包み足など)を目視+半自動で検証しておき、その結果をEAつくーるのロジックに落とし込むイメージです。
「どんな足型が、どの時間帯・どのトレンド状況で機能しやすいか」を先に整理しておくと、EA側の条件分岐を無理に複雑にしなくても済みます。
③ 伸びた/伸びない/ダマシのログ例
伸びたケース(ロンドン時間の順張り)
2025-07-03 16:10 EURUSD M15 価格帯: 1.0790→1.0830 条件: MA(20)上向き & MAクロス上抜け, RSI=56 出口: TP=30pips, SL=20pips, トレーリング10pips 結果: +28pips(トレーリングで+12pips追加) 学び: ロンドン立ち上がりの素直なトレンド日は、固定TP/SL+トレールだけで十分機能する。
伸びないケース(方向感のない夜間レンジ)
2025-08-12 22:05 USDJPY M15 価格帯: 153.20±10pips 条件: MA(20)横ばい, RSI=49±2 出口: TP=10pips, SL=10pips 結果: -7pips, -6pips(2連敗で停止) 学び: 「MA横ばい×夜間」のような時間帯は、EAつくーる側で時間帯フィルタを強めに入れておくべき。
ダマシへの対処(急変時)
2025-09-01 21:30 GBPUSD M15 経済指標直後に急伸→直後に急反転 結果: 条件を満たしてエントリーするものの、すぐ逆行して損切り 学び: 経済指標前後30〜60分は、そもそもEAを動かさないルールにしておく。
よくある反論への先回り
- 「GUIだと複雑なロジックが作れないのでは?」
最初はむしろ、それで問題ありません。EAつくーるで骨格を作り、どうしても必要な箇所だけ後からコード編集で補うほうが、学習コストも検証コストも抑えやすくなります。 - 「勝てる設定が見つからない」
“勝てる設定”を探すのではなく、「この条件を変えると、結果がどう変わるか」を確認するつもりで検証するのが現実的です。評価指標(PF・勝率・平均損益・最大DDなど)を決めたうえで、1条件ずつ変化させて因果を切り分けていきましょう。 - 「手数料とスプレッドで負ける」
テスト時のスプレッドと手数料を、実際に使うブローカーの水準に寄せることが重要です。普段のスプレッド実測は、スプレッド表示インジのようなツールでざっくり把握しておくと、テスター設定との差を埋めやすくなります。
口コミの傾向
公開レビューでは、「まったくコードを書けなくてもEAが形になった」、「生成されたコードのコメントを読みながらMQLを勉強できる」といった声がある一方で、「最初は設定項目が多くて迷う」という感想も見られます。
実際、EAつくーるは「ボタンが少ないシンプルなツール」というよりは、EAのパーツを一通り揃えた“実験キット”に近いイメージです。そのため、最初からすべてを使おうとせず、テンプレ的なロジックから一項目ずつ変えていく使い方が向いています。
価格・サポートの確認
EAつくーる〖1ヶ月版〗は、¥2,980(税込)の月額自動継続プランです。1ヶ月だけ集中して検証サイクルを整え、必要なタイミングで再度契約するという使い方も視野に入ります。
サポートは主にWebドキュメントや販売ページの説明が中心となります。返金や更新・解約の条件は、必ず販売ページで最新の方針を確認してください。本記事では個別条件を保証しません。
購入前チェックリスト
- M15/H1・EURUSD/ USDJPYなど、初期検証を回す土台となる銘柄・時間足を決めているか。
- スプレッド上限・連敗停止・時間帯フィルタといった「安全弁」を、最初から有効化する前提になっているか。
- テストの評価軸(PF・勝率・平均損益・最大DDなど)を固定し、「何をもって採用/不採用とするか」が決まっているか。
- バックテストとフォワード(デモ・小ロット)の差分を、週次で振り返る時間を確保できるか。
30日ミニ検証プラン(テンプレ)
テンプレ+記入例
Week1: ・単純MAクロス + 固定TP/SL でEAを1本作成 ・ストラテジーテスターで正常動作と大まかな傾向を確認 Week2: ・時間帯フィルタ・スプレッド上限・連敗停止を追加 ・「入る前」の条件を中心に調整 Week3: ・ATRでSL/TPを動的化 ・直近高安からの乖離を見送り条件に追加 ・レンジ相場での負け方をログに残す Week4: ・PF・勝率・最大DD・取引回数で総括 ・「運用に回すか」「検証テーマを変えるか」を決定 ・次に検証したいロジック案を3つ書き出す
順張り戦略の基礎を押さえたい場合は、ボリンジャーバンドや移動平均線の講座記事、オシレーター系ではRSIやMACDの基礎を一度整理しておくと、EAつくーるで条件を組むときも迷いにくくなります。
プロ視点の理由付け
裁量をEA化して検証できる最大の利点は、「再現可能な意思決定」を資産として持てることです。入出力条件を固定してバックテストを回せば、「なぜ勝てたのか/なぜ負けたのか」を後から振り返ることができます。
EAつくーるのようなGUIツールは、コードを書かなくてもこのサイクルに入れる“入口”です。いきなり完璧なEAを目指すのではなく、「検証サイクルを1本確立する」ことをゴールに据えると、1ヶ月版のコストも十分回収できる可能性があります。
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