指値と逆指値は、どちらも価格を指定する注文です。ただし、狙っている動きが違います。指値は「有利な価格を待つ」考え方、逆指値は「条件に到達したら発動する」考え方として見ると整理しやすいです。
この違いが曖昧だと、損切り注文を置く場面でも混乱します。まずは価格ラインの上下関係で、指値と逆指値を分けて見ていきます。
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指値とは
指値は、現在より有利な価格まで待って注文する方法です。買い注文なら現在値より下側、売り注文なら現在値より上側に指定されることが多いです。
ただし、指定した価格に届かなければ約定しません。希望の価格を待てる反面、取引機会を逃すこともあります。
逆指値とは
逆指値は、指定した価格に到達したら注文を発動する方法です。損切り注文として使われることが多く、あらかじめ撤退ラインを決めるときに関係します。
ブレイク方向の確認に使われる場面もありますが、この記事では売買判断ではなく、注文の仕組みとして整理します。
指値と逆指値の違い
| 比較項目 | 指値 | 逆指値 |
|---|---|---|
| 基本の考え方 | 有利な価格を待つ | 条件到達で発動する |
| 買い注文の例 | 現在値より下側に置くことが多い | 現在値より上側に置くことが多い |
| 売り注文の例 | 現在値より上側に置くことが多い | 現在値より下側に置くことが多い |
| 主な用途 | 希望価格での新規・決済 | 損切り、条件到達後の注文 |
| 注意点 | 約定しないことがある | 急な動きでは指定価格と差が出ることがある |
損切り注文と逆指値の関係
損切り注文では、逆指値がよく使われます。たとえば買いポジションを持っている場合、想定と違う方向へ進んだときに決済するラインを決めておく、という使い方です。
ここで大事なのは、「逆指値を置いたから損失額が完全に固定される」と考えすぎないことです。相場が急に動いたときは、約定価格が指定価格からずれることもあります。だからこそ、ロット計算とセットで考える必要があります。
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損切り幅とロットを一緒に確認する
注文の仕組みが分かったら、次は損失額がいくらになるかを数字で見ておきましょう。
初心者の勘違い例
- 指値と逆指値を「有利か不利か」だけで覚えて、買いと売りで混乱する
- 逆指値を損切り専用だと思い込み、条件発動の注文として見られていない
- 注文方法だけ決めて、ロットや損切り幅を後回しにする
注文方法全体の整理は FXの注文方法を初心者向けに解説 で確認できます。指値と逆指値だけでなく、OCOやIFD/IFOも合わせて見ると、取引前の計画が作りやすくなります。
よくある質問
指値と逆指値は名前が似ていますが、何で覚えるとよい?
「待つ注文」か「条件到達で発動する注文」かで分けると覚えやすいです。価格の上下だけで暗記すると混乱しやすくなります。
損切りは逆指値で設定するもの?
多くの画面では逆指値を使って設定します。ただし会社ごとに表記や操作が違うため、注文確認画面で必ず見直したいところです。
指値なら必ず希望価格で約定しますか?
指定価格に届かなければ約定しません。約定しない可能性も含めて注文方法を選びます。
注文画面で確認したいこと
指値と逆指値を覚えるときは、言葉だけでなく注文画面の表示も一緒に見てください。新規注文なのか、決済注文なのか、買い注文なのか、売り注文なのかで、指定する価格の位置が変わります。
特に損切り注文を置くときは、逆指値の方向を間違えると、想定した撤退ラインと違う形になります。慣れるまでは、注文確認画面で「どの価格に到達したら何が起きるか」を声に出して確認するくらいでちょうどよいです。
- 現在値より上側か下側か
- 新規注文か決済注文か
- 損切り用なのか利確用なのか
- 約定しなかった場合の扱いを理解しているか
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この記事は注文方法の学習用です。実際の取引では、注文種別だけでなく、ロット、スプレッド、約定条件も合わせて確認してください。


